カウンセラーのひとりごと

これまでに書き溜めた記事を毎日1つずつ、載せて行きたいと思います。

54. 人間の対等感

人間関係のイメージ 人間の対等感 車が欲しければ、お金を貯める。 例えばベンツが欲しい。自分の給料なり貯蓄と照らし合わせ、 時間がかかりそうでも、どうしても欲しければ一生懸命貯める。 そうしてやっと手に入れた車への愛着はひとしおだろう。 また、…

53. ちょっとしたいざこざを通して

人間関係のイメージ ちょっとしたいざこざを通して 以前、親戚間でちょっとしたいざこざがあり、1人が1人を罵倒した。 それをキッカケに相手も黙っていず、ごちゃごちゃになったことがある。 あの時こう言ったとか言わなかったとか、こう思っていたとか、、 …

52. 親密な関係

人間関係のイメージ 親密な関係 親密な関係の獲得、 それは、自分の深いデリケートな部分に踏み込まれる可能性に対して、 恐怖や不安を冒してまでも踏み込む許可を、自分に与えられるかどうか。 したがって、自分に踏み込まれたくない領域がある以上、 親密…

51. 信頼関係

人間関係のイメージ 信頼関係 『信頼とは対等な関係性にのみ築ける相互間の平等な利益である』 …by 静岡のカウンセラー 信頼とは、約束なり契約なりを、過不足なく、滞りなく勤められること、 それは、片方にのみ喜ばれることでも、片方にのみ利益が生まれ…

50. 本気な関係

人間関係のイメージ 本気な関係 自分を出してぶつかって、それで切れる関係なら、それはそもそもそれだけのもの。 その関係が合わないというだけ。 喧嘩してさらけ出して、そこで切れるなら、そりゃそこまで。 でも、多くの人はそこまでも行ってない。 つま…

49. 求めているのは、アドバイスをしてくれる人ではなく、そのままを認めてくれる人です

カウンセリングのイメージ 求めているのは、アドバイスをしてくれる人ではなく、そのままを認めてくれる人です 人は、その人自身がそう思わないと変われないものです。 いくら自分のことを考えてくれる人の意見やアドバイスでも、 嫌なものは嫌だし、動けな…

48. 良いカウンセラーを望んでください

カウンセリングのイメージ 良いカウンセラーを望んでください お客さんから「そう、そういうことなんですよ!」とか 「うん、その通り!」という言葉がよく出る。 特に、他のカウンセリング経験や通院経験の多い方ほど、強く言われる。 これ、気持ちや感覚が…

47. カウンセリングの現場から

カウンセリングのイメージ カウンセリングの現場から 残念ながら、自己受容できていないカウンセラーは山ほどいるけど、 本来、自己受容者であるべきカウンセラーでなければ、 クライエントを自己受容に導ける筈はない。 自分を受容しているカウンセラーには…

46. カウンセリングで見えてくるもの

カウンセリングのイメージ カウンセリングで見えてくるもの お客さん達と話していて思うのは、話や訴えに筋が通っているということです。なんだけど、それについて長いこと確信が持てず、その為に、 自分以外の他者の眼を自発的に気にしてきたように思うので…

45. 事実を知っていく

カウンセリングのイメージ 事実を知っていく 通常カウンセリングの原則は受容と共感だと言われる。 そりゃ最もなことです。 だけど、「それが気になってるんだね、心配だね」と受容し 不安を受け止めたところで何も変わりはしない。カウンセリングは「本当の…

44. 理解について

カウンセリングのイメージ 理解について 人との会話ややりとりをしていく時、双方の理解に食い違いが生じることがありますね。ここでは「理解」していくとはどういうことなのかを改めて書いてみます。 理解するということは腑に落とすということです どの会…

43. 過去を過去にする

カウンセリングのイメージ 過去を過去にする 今の苦しさの基を探っていく時、過去の済んでいない想いを、きちんと済ませる必要が出てきます。カウンセリングでは、「気持ちを吐き出すこと」や「感覚を感じなおすこと」をしながら過去を過去にしていきます。…

42. 自分見つめに立ち塞がる自己否定の壁

カウンセリングのイメージ 自分見つめに立ち塞がる自己否定の壁 当初、多くの方は、自分の状態や症状を、普通じゃない・恥ずかしいと認識しているので、治そう・克服しようとし、ある時点で行き詰まり、途方に暮れ絶望しています。 そんな中、自分を見つめろ…

41. 自分を見つめるということ

カウンセリングのイメージ 自分を見つめるということ カウンセリングの姿勢として先ず、自分を知ろうとすることが必要なんですが、そのための作業を「自分見つめ」という言い方をします。何故自分を見つめるのかというと、そうしていくことで本来の自分がち…

40. カウンセリングですること

カウンセリングのイメージ カウンセリングですること さてここからは、カウンセリングではどういうことをしていくのかについて書いていきます。先ずは「自分の眼と他人の眼」から書き始めます。 自分の眼と他人の眼 多くの人間は、良くも悪くも自分以外の他…

39. カウンセリングで大事なこと

カウンセリングのイメージ カウンセリングで大事なこと カウンセリングにおいて、今の自分の苦しさや不安を、あの時こうだったからこうなったんだとか、親や環境がああだったからだと解っていくことがあります。 そしてそれはその通りなので、親に当り散らす…

38. カウンセリングは他力では得られない

カウンセリングのイメージ カウンセリングは他力では得られない 心理カウンセリングとは、自己受容、自己一致、自分適応、自己発見であり、自力本願、自己治癒、自己修理です。これに記したように、カウンセリングそのものは 他力では成立しません。そしてカ…

37. 心の回復とそれに必要なこと

カウンセリングのイメージ 心の回復とそれに必要なこと カウンセリングの過程で何を求めるか?カウンセラーにできるのは、自分の意思で回復或いは脱却したい方への アプローチでしかありません。なので、カウンセラーが治してくれると思っているうちは、理解…

36. カウンセリングとはどういうものか

カウンセリングのイメージ カウンセリングとはどういうものか いよいよカウンセリングとはどういうものなのかについて、細かく書いていきます。 先ずカウンセリングの入り口として「傾聴」「受容」「共感」というものがあります。これらの言葉は色んなサイト…

35. カウンセリングを受けるタイミング

カウンセリングのイメージ カウンセリングを受けるタイミング 人は誰でもが社会の一員です。 社会とは自分と世間(自分以外)の総括です。ですから生きている限りは、誰でもが漏れなく社会の会員です。 さて、生まれて3.4年もすれば大方の人は幼稚園などの共…

34. カウンセリングは謎解き、最大のパズルです

カウンセリングのイメージ カウンセリングは謎解き、最大のパズルです 人の生き方というか、物の見方や行動の仕方には、その人となりが必ず表れています。 それぞれ、その人本来の視点・軸のようなものといいましょうか、 その人の持って生まれた個性がアン…

33. 天動説から地動説に気づくとき。カウンセリングってそんなもの。

カウンセリングのイメージ 天動説から地動説に気づくとき。カウンセリングってそんなもの。 天動説から地動説に気づくとき。カウンセリングってそんなもの。 自分の全てが自分の内側から動き出す。 他人の眼から自分の眼に変わってくる。 カウンセリングって…

32. こころの孤児からの脱却とは

アダルトチルドレンのイメージ こころの孤児からの脱却とは こころの孤児からの脱却は並大抵のことではない。 なぜなら、先ずは自分にそういう自覚がなく、 だからこそ自分に何が起きているのかがまったくわからないことで、 ただ漠然と苦しく虚しい日々が続…

31. こころの孤児の親

アダルトチルドレンのイメージ こころの孤児の親 こころの孤児たちの親もまた、こころの孤児の場合が多い。 では何故、自分の子供をもまた孤児にしてしまうのか。 それはこういうことです。 こころが孤児のままの人が親になったら、その親はこころが孤児であ…

30. こころの孤児

アダルトチルドレンのイメージ こころの孤児 夫は「こころの孤児」です。 ずっと話していて、この言葉に行き着いた。 何不自由のない裕福な家庭に生まれ育ちながら、孤児とはなんたるこった。 しかしながら彼を物語るとき、どうやらこの言葉がしっくりとくる…

29. どんなによくてもゼロの日々

アダルトチルドレンのイメージ どんなによくてもゼロの日々 親から興味・関心を持たれなかった子供は、 その穴を埋めるため 頑張る。 自分の空虚を埋めるため、 自分の価値を感じるため、 自分の居場所を確保するために 一生懸命に頑張る。 何を頑張るのかと…

28. 被害者と認識できない人々

アダルトチルドレンのイメージ 被害者と認識できない人々 被害者意識についての記事を書いたことがありますが、お客さんたちと話していると、ご自身のされたことに対する被害者としての自覚のない方が多々いらっしゃることに驚かされます。被害者意識という…

27. 感謝の気持ちがわからない…食を通して

アダルトチルドレンのイメージ 感謝の気持ちがわからない…食を通して 「感謝の気持ちが解らない」とNちゃんは言う。 例えばご飯をご馳走になった時、「ありがとう」が言えない。 ありがとうの気持ちがないから言えない。ご飯を食べたときの感謝とは、シンプ…

26. 子供に興味・関心を持てなかった親たちへ

アダルトチルドレンのイメージ 子供に興味・関心を持てなかった親たちへ 親に興味・関心を持たれなかった子供はね、普通は当たり前に持っている、「自分でいていいという安心感」がなく、だからいつでもどこでも、相手からの評価が気になってしまい、おびえ…

25. ヘビに睨まれたカエル

アダルトチルドレンのイメージ ヘビに睨まれたカエル 親から興味・関心を持たれてない子供。 その子供がその家族の中に居場所を見出すにはどうすればいい? 例えます… それまではどちらかというと大人しい子が、 楽しい高校生活を送りたいと意気込んで 高校…

PVアクセスランキング にほんブログ村