カウンセラーのひとりごと

これまでに書き溜めた記事を毎日1つずつ、載せて行きたいと思います。

15. 「教える」ということ

育児のイメージ

「教える」ということ

お客さんとこんな話になった。小学校3年の時、体育の水泳の授業で、その先生はプールサイドから 泳げない私の頭を水中に押しつけた。私は水が更に怖くなった。小学校4年の時の先生は、プールに入り、私の手を引きながらゆっくりと、リラックスするよう言われた。私はその時間内に泳げるようになった。この違い、お分かりでしょう。

水の中で目を開けたり浮いたりするのが、怖くないと解るのは自分の体験・経験値でしかない。つまり自分が、「怖くない」「平気だ」と体験できなければダメだということ。でも、怖がっている人にそれを教えるのは大変。ならどうするか?

もし、怖いけどその人がいてくれれば安心という、信頼関係みたいなのがあったら、この人が言うんだから大丈夫かも、とか、この人なら、もしもの時は助けてくれるだろうと思えるだろう。物事の習得や、怖くないと解っていくには、体験そのものに対して恐怖感を減らそうとするのではなく、「側にいてくれる」という安心感を与えることが、人を未知なる体験へと進ませるコツなのです。

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