カウンセラーのひとりごと

これまでに書き溜めた記事を毎日1つずつ、載せて行きたいと思います。

26. 子供に興味・関心を持てなかった親たちへ

アダルトチルドレンのイメージ

子供に興味・関心を持てなかった親たちへ

親に興味・関心を持たれなかった子供はね、普通は当たり前に持っている、「自分でいていいという安心感」がなく、だからいつでもどこでも、相手からの評価が気になってしまい、おびえ続けるんだ。自分に価値があると思えずに、苦悩し続けてしまうんだよ。でもだからと言って、関心を持てなかった親から謝罪されたい訳じゃない。ただ、「本当にそうだった」と認めてほしいんだよ。

そうして初めてその境遇の中で自分が生きてきたということが確かな事実として受け入れられる。自分の感じていたこと、やっぱりオレに興味なかったんだってことが正しかったと思えるんだよ。それでようやく親をちゃんと憎め、恨める。そしてそれが済んだら、ようやく、自分の存在を大事にしようと思え始めるんです。

でも実際、それだけで解決できる問題じゃない。今までやってこなかった、放棄してきた全てを、自分の問題として受け入れ初めから取り組む必要がある。これ、当然ながら楽じゃない。長い道のりなんですよ。そしてあなたも、あなたにとっての幸せを見つめなおさないとね。

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