カウンセラーのひとりごと

これまでに書き溜めた記事を毎日1つずつ、載せて行きたいと思います。

35. カウンセリングを受けるタイミング

カウンセリングのイメージ

カウンセリングを受けるタイミング

人は誰でもが社会の一員です。 社会とは自分と世間(自分以外)の総括です。ですから生きている限りは、誰でもが漏れなく社会の会員です。

さて、生まれて3.4年もすれば大方の人は幼稚園などの共同社会に1人で入会させられます。それは立派な社会人なので、どうしても、否応なく、他人を意識しはじめ比較するのは自然なことです。

勝った負けたの喜びや悔しさ、称賛と蔑み、楽しさや屈辱、それら人と居てこそ味わう感覚は次第に芽吹くもので、自我の中では成長も苦悩も生まれます。

長い人生のなかでは良いことばかりとはいかず、自分の立ち位置を見失い、正しい判断や選択に自信が持てない時もあるでしょう。また、自分を肯定できずに 不安と恐怖に飲み込まれてしまう事もあるでしょう。

学校や会社の人間関係で、或いは予期せぬ病気や事故、または夫婦・家族の中でと、そんな思いに苦悩してしまうこともあるでしょう。また小さい頃からずっと、不安や恐怖感に苛まされて来られた方もいるでしょう。

堪えて頑張ってきた限界、どうしても理解できないこと、他人との比較で自分を恥じたこと。みんなと同じ空間に居られないのは何故か。どうして自分は人と違うのか、そして死にたい、時にそんな気持ちになってしまうこともあるでしょう。

そんな時そんな人に有効なのがカウンセリングです。

そして、そこに何が起きているのかを客観的に知りたいと思った時、或いは、その状態その状況から抜けたいと思った時がカウンセリングを受けるタイミングです。

ひとりで抱えてきたことを自分以外の人に話すこと、それは勇気がいることかも知れません。ですが、自分の為に、自分を幸せに導く為に行動に移して頂きたいのです。

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