カウンセラーのひとりごと

これまでに書き溜めた記事を毎日1つずつ、載せて行きたいと思います。

40. カウンセリングですること

カウンセリングのイメージ

カウンセリングですること

さてここからは、カウンセリングではどういうことをしていくのかについて書いていきます。先ずは「自分の眼と他人の眼」から書き始めます。

自分の眼と他人の眼

多くの人間は、良くも悪くも自分以外の他者の眼、つまり人の眼を気にしながら比較・判断することで自分の言動を鑑み、選択材料としています。しかし悩める人の特徴としてあるのは、人の眼が過剰に気になってしまい、自分の考えや気持ちが分からず混乱し、どうしたらいいのか分からなくなってしまっています。

なので当然、相手によって自分の言動が変わるのですが、それは人を気にしているようでいて、自分にとても関心があるということ。 が、自分に関心があるイコール自分に自信があるという訳ではなく、又、他人に興味関心があるのではなく、自分の価値評価に関心があるが故に他人を気にしてしまうのです。

また、この状態を「自己不一致」な状態と呼びます。これは自分が自分と一致していない状態のことで、そんな状態では苦しくて当然なんじゃないかということが、なんとなくお分かりでしょうか。

これはある意味、社会適応を求め過ぎた結果で、つまり他人の眼が気になることで自分を見失うほど人に迎合してしまった。だって社会不適応者として弾かれたくない、いつしかそんな恐れに呑み込まれているのです。

カウンセリングでは、こういう、自分の中の眼、つまり自分を形作ってきた価値観について改めて見つめ直し理解してみる。そうしながら苦しみの原因を知ることから始めています。

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